免疫介在性溶血性貧血(IMHA)という病気
愛犬がこの免疫介在性溶血性貧血(IMHA)という病気になってしまった。
血液を顕微鏡で見ると大きくなっている赤血球が見えるらしい。で、この赤血球が通常の赤血球を壊してしまう。多分大きいから強いんだと思う。だから新しく作られる赤血球よりも壊す勢いが強いのでどんどん赤血球が減っていく。説明を聞くと怖いよな。そして、こうなってしまう原因がわからないと聞いて、また一段と怖い。それって防ぎようがないってことだからね。
治療方法は確立されている。
この手順だそうだ。ただ、赤血球を壊していく勢いって思っているよりも強い。
うちの場合も1日目24%、2日目19%、3日目17%とどんどん落ちていった。
2日目に免疫抑制剤を始めたので、それにもかかわらず3日目にも落ちたってこと。
すぐにはこの大きくなった赤血球の攻撃力が弱まらないってこと。
貧血というと、ちょっとバカにしてしまうけど、具体的に見ると結構怖い。
細胞レベルで自分の体の血液が勝手に壊れていくんじゃ、ガンバリ用がない。
この病気の困る点は、非常に強い倦怠感で食事を取れなくなってしまうこと。ますます抵抗力がなくなってしまう。
ほっておいたら死ぬよ。本当に命って難しいと思いしった。
この免疫介在性溶血性貧血(IMHA)という病気は原因がわかってないと書いたけど、もしかして、って言う理由の中には「混合ワクチン」なんてのも入ってる。うちは効果を疑ってやってないんだけど、そんな副作用があるかもしれないなんてね・・・。
もちろんうちは打ってないのになったから、この説は間違っているかもしれないね。
というわけで、愛犬闘病中。
治療費は1日二回の注射とヘマトクリット値の検査で約6000円位。
毎日だからキツイのには間違いがないが、割と良心的だとおもう。これなら頑張れる。とりあえず30万用意したんだけどね。
これがさ、毎日3万とか4万だったら、と思ってね。
殆どの人は一日に3万円も稼げないんだからさ、もしそうだったら試されてるようだよね。
ガンの薬のオプシーボの問題と似てるよね。あれって年間3500万もかかるんだけど、3500万稼げる人ってほとんどいないので、そういう尺度で考えるとほぼ「無駄」ってことになる。それでも助けるのかってことだよ。医者はもちろん自分の腹は痛まないから、ほんとうの意味で選択しているとはいえないと思うよ。選択するのは腹が痛む人間だ。
いつもそう。
いつも、腹が痛まないやつが勝手に色々決める。
そういう社会に僕たちは生きてるんだよ。